第一幕

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俺は “大築 悠(オオツキ ユウ)” 高校二年生だ 「悠、一緒帰ろうよ」 「嫌だ」 「照れなくてもいいってば」 はぁぁぁぁ コイツは俺の自称親友“騎城 夢斗(キジョウ ムト)” 夢斗は俗に言う鈍感ハーレムだ コイツのせいで俺は危険な目にあってばかりだ 余計な事に足を突っ込んでは後始末を俺にさせるんだ だから俺はコイツが大嫌いだ 「仕方がない。あのクソビッチどもはどうした?」 「ビッチ?あぁ春伊たちのこと?春伊達はビッチなんかじゃないよ」 いや解ってしまっている時点でビッチ確定ですから 「それよりどうなんだ」 「皆今日は委員会の仕事で忙しいんだって」 はぁこうなったら断れない 「わかった、早くいくぞ」 「待ってよー」
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