異次元

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 Dは立ち止まったまま「分かってる。 けど、 ココから動けん。 ココから先は行ったらアカン場所やで。 」隣で苦悶の表情のCは「俺、 絶対ムリやから。 それに一人にせんといてくれや。 」  どうしようもないので、 意を決して駆け足で前をいくAとBを追いかけましたが、 それほど離れていないはずなのに感覚的になかなか追いつけず、 ようやく追いついて 「ちょっと待てって。 あいつら来るの待とう。 」と彼らに声をかけると A「あれ?まだあんな後ろにおるん?」 B「自分らビビリすぎやって(笑)」 笑いながら平然としてる二人。 まぁちょっとすごいなぁとは思いましたが・・・私は空気の重さと四方を取り囲む漆黒の闇に怖気を感じ、 前を見ると更なる闇が。 そしてなんとなく気配?を感じて右側を照らすと5M程先に大きな高さ3Mほどの岩(それくらいの感じ全体は最後まで見えませんでした)が立っており、 そこがさらに重たい雰囲気を出してるではありませんか。 それに気づいた二人。
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