第2章【命の価値】

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「申し訳ない!!!」 私の目の前でその肉団子は、従来、頭と呼ばれる肉の塊を何度も上げ下げしている。 三角筋に効くのだろうか。 「ちょっとした手違いで君を殺してしまった。本当に申し訳ない!!!」 ちょっとした手違いで人は死ぬのか。 今度友達に教えてやろう。 あ、もう死んでるんだった。 「どんな謝罪の言葉を並べても君の命は戻りはしないが、本当に申し訳ない!!!この通りだ!!!」 また目の前の肉団子は三角筋の筋トレに励み始める。
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