第10章 ボディーガード①

3/30
前へ
/30ページ
次へ
みんな眠りについた真夜中だった。 「何……?」 バリン。 ガラスが割れる音と同時。 セキュリティーが解除された 警報音が寮に鳴り響いた。 僕は寝ぼけ眼のまま部屋を見回す。 ベッドは空っぽ。 部屋の主はまだ留守だった。 「なんだ?」 「一体、何の音……?」 部屋から飛び出して来たメンバーと 廊下で鉢合わせする。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加