第10章 ボディーガード①

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「うっ……」 リビングで呻き声がしたのは ちょうどその時だ。 「悠月さん……?」 中で何か 良くない事が起こってる。 ――直感。 「おい、ミイ!」 「悠月さんっ……!」 制止の声も聞かず 僕は無我夢中でリビングに飛び込んだ。 割れた窓。 半分開いたままカーテンが揺らめいていた。 「え……?」 次の瞬間。 ぼくらが目にしたのは――あまりにもあり得ない光景だった。
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