第10章 ボディーガード①

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ひるんだ女は一目散 開いた窓から逃げ出してゆく。 「あ、待てっ……!」 言ったものの 今は何より 「悠月さん……!大丈夫ですか?」 悠月さんが心配だった。 彼が身を起こしたソファに駆け寄る。 「悠月!」 すぐにメンバーが電気をつけた。 明るい光に慣れない目をこらす。 「大丈夫だ……」 気丈にもそう言うものの。 「悠月さん、その傷っ……!」
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