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「んあ?」
剣を振りながら歩いてると、向こう側…ショコラがいるであろう方向からでっけえ棘らしきモノが飛んできた。
おそらく土魔術の一端だと思うけど…あれ?なんか俺の所に向かって来てね?
俺は無名を鞘に納め左手で棘の先を掴んで受け止める。
…中々の大きさだな…縦8m横4mの円錐型かよ。
ぱっと見だから長さが合ってるか知らんけど。
土で出来た棘を良く見るとなんか切断されたような跡があった。
…ほお、あっちには結構な手練れがいるって事か。
しんがりには雑魚しか居ないのに。
ま、今の俺じゃ円卓の騎士とまでは行かなくてもマキナやエルークラス以外は雑魚になるだろうな。
俺の攻撃が止んでチャンスだと思ったのか兵士達が一斉に突撃して来る。
左手に持ってるモノを振り下ろして目の前の兵士達を潰すと土の棘が砕けた。
あまり気にせずに右手で剣を抜刀すると斬撃的な衝撃波と一緒に大小様々な大きさに砕けた土の塊が大量に飛んで行く。
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