第1章

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放課後も、たまに遊んだりした。キミの家の近くの公園が、いつもの遊び場だったね。 ある日、私とキミは子供達の間で「UFO公園」と呼ばれる公園に遊びに行った。 本当にその名の通りで、公園には変な遊具がたくさんあった。 私達は、その中で一番でかくて丸い遊具で遊んでいた。その遊具は、「やかんのふたをとった形の丸まったバージョン的な遊具」だった。 私はその、「やかんのふたをとった形の丸まったバージョン的な遊具」の、ふたをとったところにいた。 キミはその遊具の中にいて、私はキミを見下ろす形で私達は話をしていた。 すると突然、私の視界が反転し、キミが私を見下ろしていた。 私はわけがわからず、 「え?何が起こったの?」 と、キミに聞いたらキミはケラケラ笑いながら、 「滑り落ちてきたんだよ」 って言ってきた。何だか私もおかしくなって、二人で笑い合った。 …あれは今でも思いだしたら笑ってしまう(笑)
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