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例えばね、愛とは何? とか恋をするってどういうこと? って問われた時に、きっと僕は答えられないと思う。
それは、僕が今まで幾度となくその問いを自分にしては考えてきて、その度に答えを見つけてきたから、同じ答えを思い出せそうにないから。言葉に出来なくても、その答えを出したことのある過去があるなら、それはその答えをいつでも知ってる自分だと思ってる。
だからね、その時に答えることが出来たとして、多分それは僕の言葉や考えじゃないし、とっさに出た言葉がおいそれと出てきた言葉が、本当にその答えなのかと聞かれたら僕は迷わずNOと言うよ。
恋や愛だけじゃない。
全てのものごとがそう。
だから、自分のことを完全に伝える事が出来ないなら、誤解してもらうことを前提に今の考えを話せたらな、って思うんだ。
人は永遠に誤解し続ける生き物だからね。
でも、一人きりに出したものじゃないと、自分のものではないと思うのと同時に、その「愛」についての問いを、誰かに答えられてこその「愛」の問いへの答えなんじゃないかっていうジレンマもある訳で。
……うーんとね、言いたいことが分からなくなって脱線するっていうのは恒例行事なんだけど笑笑
とにかくね、人に完全に理解してもらおう! 理解して欲しい! 自分を知って欲しい!って思うと、余計伝わらない事が多かったり、誤解されたままになってしまう事が多いんだ。
誤解っていうのは、見方によってはとても素晴らしいものにもなるし、悪いものにもなる。
だから、そこまで気を張らないで、絶対に理解させなきゃとかさせたいとか思わずに、誤解を前提に話していつでも答えが変わったかのように振舞えばいいと思う。
僕はずっと完璧で居られるほど完璧じゃないけど、中途半端さなら誰よりも完璧でいたいと思っているよ。
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