02/12 (木)

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当初がどうだったかは、もう覚えてないけれど、今の著者の生きる理由は、「まだ全ての色を知らないから」です。 ほんの一週間ほど前までは「曖昧なままでいたいから」でした。 きっとこれからも変わるかも知れませんし、変わらないかも知れません。ただ死ぬのが怖いからという理由だけでも、それは立派な生きる理由です。 何かをしなくてはいけない訳でもなく、これから何をすべきかなどと気を張る必要すらもなく、ただぼんやりと空に魂を転がせて鳥に同情するだけの日々でもいいでしょう。 著者も、この体験から同じような苦しみをもってる人に何か出来たらな、なんて気持ちをもって生きてきた節はあります。きっと当初はそんな理由でした。 色々経験していくうちに、これだ! もう揺るがないぞと思った結論に、どんどんプラスされてきました。だから今の生きる理由が、とかはもう分からないのかも知れません。生きる理由がありすぎて、生きる理由がもう見えなくなってしまってきて。でも、だからこそそれは「曖昧なままでいたいから」という生きる理由に繋がったのかな、と思うのです。 著者は全ての謎を暴くまでは死ぬつもりはありません。生きてるうちに暴けなくても、最後に最大の謎である死の向こうに行けるのだから、楽しみでしょうがありません。 だから、今辛くてどうしようもないのなら、生きる理由など全て捨てて、考えないようにして、改めて何故生きてるのかをぼんやり考えてみると良いかも知れないよ。誰かの為じゃなく、自分の為でもなく。 もうそんなのもどうでもいいから消えていなくなりという人にこそ、だったら最後に綺麗な夕焼けを見に旅に出よう。と、そう伝えたいなと著者は心に秘めています。 ……こんなようなものを、オスカータイムと名乗り中二から今までやってきました。 普段ならもっと自分視点で感情的な話をするんだけどね。なんとなく、自分のことを知ってもらいたいなっていう顕示欲の表れもあったのかな。 ちなみに、著者は死ぬことを悪いことだとも悲しいことだとも思いません。 もし、死ぬことに全てをかけた人がいて、その人を泣いたならそれは良いことなのか、と。 結局生き方など、自分でもまとめきれないことの方が殆どです。そのモヤモヤをかき消すように、僕は今日も旅に出ます。まぶたの裏にね笑
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