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どうやったらいやな気持ちにさせないかとか、いちばん最初なんて話そうかとか、ドキドキしながらぐるぐる考えてたら、ショウがきた。
約束の時間の20分前。
こんなに早く来ると思ってなくて、エコのきんちょうはマックスだった。
口をひらいたら失敗しそうでおろおろしてると、ショウからスペイン語で話しかけてきてくれた。
ショウは日本人らしくおだやかで、笑顔が可愛い小柄な男の子だった。
握手しようと手を出したとき、エコのおなかから「ぐー」って音がした。
ショウはちょっとびっくりして、そのあと「とりあえずごはん食べようか」って笑って、ミキディーズをさした。
カウンターに並ぶ間、ショウは時々悩みながらもずっとスペイン語で話をして、エコをリラックスさせようとしてくれてた。
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