分かれ道その25:母親

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三宅 奈津美(ミヤケ ナツミ)は、娘を貶しまくる反面息子には甘やかすぶりっ子な母親。 笹原 忍(ササハラ シノブ)は、兄妹間の温度差がなく平等に接する肝っ玉母ちゃん気質を持つ母親。 奈津美は何故娘にだけ貶しまくり息子にだけ甘やかすのかは、ただ単に下の子が可愛いだけでなく男の子が欲しいだけ。 そんな理由で、娘の麻友(マユ)をリサイクルショップで購入したダサい服を着させたり遠足の弁当の中身はコンビニ弁当を移しかえただけのものを持たせたり、一人だけおかずが少なかったり等、息子の和馬(カズマ)とは違う待遇を受けていた。 この奈津美の行動に、旦那は兄弟でよくあることだと思い、なんの疑いもなかった。 忍と忍の旦那は、お互いバツイチ子持ちと言う事もあり自分の息子の勇也(ユウヤ)と旦那の娘の笑里(エミリ)をお互い愛情を与え、叱責したりした。
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