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和馬が部屋へ向かった。
すると、奈津美は女の子に冷たい言葉を放した。
「アンタ、うちの和ちゃんを誘惑するなんて、どういう神経してんの?だいたい、アンタみたいなブチャイクな子に和ちゃんと付き合うなんてまずあり得ない。もうここに来ないでね、ブチャイクキモ子ちゃん。」
女の子は泣くと、奈津美はスマホを取りだし面白半分に泣き顔を撮った。
「うわっ、泣き顔がもっとブチャイクじゃん。」
耐えられなかった女の子は、家を出た。
和馬が奈津美に女の子の事を聞いたが、奈津美は嘘をついた。
「あの子なら、用事があったから帰るって言ってたわ。」
忍の方は、勇也が女の子の友達を連れてくると勇也をからかった。
「勇也、舞ちゃんって子なかなか可愛いじゃない。好きなんじゃない?」
「違うよ。友達なんだから、好きとかどうとか……。」
「もう、照れるなんて勇也らしくない。」
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