スープ

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「何してんだてめえ……沈めてほしいのか?」 俺が風呂の中に頭を突っ込んで数分後 不審に思った先輩が浴室のドアを開けた。 「ちょうどこの尻も蹴りやすいしな。お前の息が何分持つか数えてやろう」 ジーンズのポケットを足先でなぞられ 俺は慌てて浴槽から顔を出した。 「ま、待って!俺にそういう趣味はないです」 「俺もねえよ。早くこの馬鹿な真似をやめろ」 「は、はい……すみません」 先輩が俺の尻から足をのける。 「全く……人が恥ずかしいこと言った瞬間に逃げやがっててめえは」 俺は床にへたり込みながら言った。 「え、故意なんですか……アレ」 「……馬鹿野郎」 先輩の顔は赤い。
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