60人が本棚に入れています
本棚に追加
/201ページ
「何してんだてめえ……沈めてほしいのか?」
俺が風呂の中に頭を突っ込んで数分後
不審に思った先輩が浴室のドアを開けた。
「ちょうどこの尻も蹴りやすいしな。お前の息が何分持つか数えてやろう」
ジーンズのポケットを足先でなぞられ
俺は慌てて浴槽から顔を出した。
「ま、待って!俺にそういう趣味はないです」
「俺もねえよ。早くこの馬鹿な真似をやめろ」
「は、はい……すみません」
先輩が俺の尻から足をのける。
「全く……人が恥ずかしいこと言った瞬間に逃げやがっててめえは」
俺は床にへたり込みながら言った。
「え、故意なんですか……アレ」
「……馬鹿野郎」
先輩の顔は赤い。
最初のコメントを投稿しよう!