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「あぁ、遅刻か。別に大丈夫だ。うちのクラスは基本的にいつ登校しても自由だしな。俺としては白のクラスのお前が大丈夫なのか心配だが」
カグリ様がお優しすぎて爆発しそう。
「大丈夫です!一日くらい遅刻しても問題ないですから」
カグリ様は目を細めると私の頭を撫でた。
あぁ、なんでカグリ様ってこんな格好いいんだろう。
そうこうしてるうちにでかすぎる校門前にたどり着いた。
黒のクラスは別校舎なので、ここでカグリ様と別れなくてはならない。
「あのっ…カグリ様、連絡先交換してもらってもよろしいでしょうか!?」
私はカバンの中からせったつヒマリver.を取り出す。
ヒマリver.とは叔父さんが特別に私のために作ってくれたものである。
このヒマリver.は何故か武器にも返信できるし、防犯ベルもなるし、鎌が収納できる。
どうやって作られているんだろうといつも謎に思う。叔父さんすごい。
「お前、自分の持ってたのか?金持ちか…」
「あっ、いえ、親戚からもらったんです。安全のために連絡手段は持っておけと」
もちろん連絡手段というのなら念話だってそれに当てはまるのだが念話は各人の魔力によって範囲が違ってくるし、魔力が枯渇した時は当たり前だが使えない。
あと念話はかなり燃費が悪いので魔力がすぐになくなってしまうのだ。

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