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中学校
今日は入学式だ
同じ小学校の人も居る違う小学校の人も居る
不安と恐怖を胸に抱きクラスに入った
知ってる人が数人いた
「アザミおるやん」や「アザミまだ来てないんや」って声があった
同じ小学校の男子の声だった
一人が「おはよ?」って言った
『あ、おはよ』ってボクが返すと周りにいた二人がコソコソと話始めた
横を通りすぎると、【アザミ】って単語が出てきた
どうせボクの事だと思ったよ
はぁ、どうせ嫌われるだろうって思った
入学式が終わり、教室へ戻り自己紹介をするらしい
『アザミです。宜しくお願いします』とボクは初めてなので言って席についた
他人には興味が無かったので、窓の外を見ながら残り時間は過ごした
いつの間にか自己紹介は終わっていた
休み時間になったので趣味の絵を描いてる途中で二人の女子が目の前に来た
「なぁなぁ!私○○って言うねん!○○って呼んでな」と片方が言うともう片方も
「○○は?○○って言うねん!○○って呼んでね」
と言ってきた
『え、あ、うん』
「アザミさんって絵上手いな!」
『全然上手くないよ』
「将来の夢は漫画家とか?」
『絵下手やから無理だよ』
「そっか」
「じゃあね」
と会話があった疲れた
ボクにしては頑張った方だ
初日はこれで終わった
家に帰ると、疲れたのでずっと絵を描いていた
と言っても模写だけど
音楽聴きながら絵をずっと描いていた
またいつの間にか寝ていた
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