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「ん……輝龍(きりゅう)……?」
なんて目を擦りながら俺の名前を呼ぶこいつが可愛くて思わず口元が緩む。
まあ…顔は双子だからおんなじ顔なんだけどな!
「竜季、起きたか。もう飯できてるから顔洗っt……」
言い終わらないうちに竜季が俺を抱き締めてきていた。
え?いっ…いいいいきなりなんだよ!?
顔に熱が集まる………
なんで顔が熱いんだよっ………
おんなじ顔なのに俺よりも少し身長が高くないか…?筋肉も着いたんじゃ…
なんか心地いい………
竜季って格好いいよな…
……………ってまた乙女思考になってんじゃないかよ!!
「………竜季…?」
思いきって竜季の名前を呼ぶ。
竜季は俺から離れるような素振りも見せない
動けないんだけど…
すると尻に違和感を感じたんだ…
「輝龍………今日もいい尻してるな………」
竜季は無表情で俺の尻を揉んでいた。
前言撤回。
双子の兄貴は可愛くもかっこよくもありませんでした。
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