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そして冒頭に戻る。
「あーもうどうしよう!この森どやったら抜け出せるの?
野宿だけは嫌だよぉー!」
とにかく、この森を抜けることを目標に行動するしかないよね。
てか、さっきから地面が揺れてるきがするんd《ゴガァァァアアア??》
やっぱり?
後ろを振り返って私は後悔した。
「ドラゴンェ……」
やっぱりここって異世界なの?
ドラゴンって異世界に来て真っ先に出てくるもんなの?テンプレなの?もう志奈を怨むしかないよw
ダレカタスケテーwww
「この刀で斬れるかなぁ…
でもこれしk【斬れますよ】どちらさまd【神です】セリフかぶせちゃダメだよ?」
【す、すみません。さて、天咲結奈さん。先ほどの刀の件についてですg「説明してくれるのはありがたいんだけどね、そんな余裕ないよ?」
あなたもセリフかぶせt「怒るよ?」すみません。悪気は無いんです。
じゃ、じゃあ時止めますね。】
ちょっ?できるならもう少し早く言ってよぉ!今すぐにでもブレスが発射されそうなのにぃ!
【では、説明しますね。
その刀は宝具と言って、何かしら能力が宿っている武具の一つです。
ちなみに銘は《霊刀 神影(みかげ)》
能力は〈霊装〉と〈切り殺し〉です。】
なるほど…
ところどころ…いや、全くわかんないですねw
「もうちょっと簡単に説明して?」
【〈霊装〉はその刀に宿る霊力を纏う能力です。また、纏うことで身体能力や魔法、斬撃の威力が上がりますが、使用者の体力の消耗が激しいので長時間使用は不可能です。
そして〈切り殺し〉ですが、切ったらその切口は切った本人以外は治せません。再生も不可能になります。】
「なるほど、チート乙って解釈しておくね。ちなみに、基礎的な身体能力とか上がってる?」
【はい。『今は』地球に居た頃の10倍程度になってます。なので心配せずに戦って下さい。】
神はそう言って、時を再び動かし始めた。
(さて、それじゃあ軽く本気出してみますか♪)
私は上がっているらしい身体能力をフルに使い、ブレスを横に跳んで避け、神影を構えた。
正直、ブレスより祖父の剣の方が速かったwww
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