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フレア「そういえば、どうしてルクにお呼びがかかったのかな?」
確かに…。今まで普通に暮らしてきてこんな事一度もなかった。
しかも王達直々のお呼出だ。
何で俺なんかを…。
パンをかじりながら思い込むルクをフレアは心配そうに見つめる。
フレア「大丈夫よ。ルクは悪い事してないし!もしかしたら国の護衛騎士団に入れって話かもよ?」
ルク「まさか」
二人は向き合って笑い合う。
すると急に扉が開き、フードの男が倒れ込んできた。
ルク「おい!いきなりなんだ!誰だ?!」
ルクがフレアの前にたって大声を出す。
怒るルクをフレアは止める
何かを話そうとしたフードの男はばたりと倒れてしまった。
大怪我を負い、今にも瀕死になりそうな男にフレアはかけよる
ルク「フレア!あんまり近づいたら…」
フレア「大丈夫よ。ひどい怪我…どうしたのかしら…」
はあ…とため息をつきルクもかけよる
ルク「…とりあえず俺の部屋につれて治療してやれ」
フレアはうなずき、かかえて階段を上る。
ルク「とりあえず俺は行ってくる。最近いろいろ物騒だからな、気をつけろよ。」
とドアノブに手をかける。
フレア「うん、いってらっしゃい。あ、ルク!手袋!」
あ、忘れていたと玄関のすぐ横にあった黒い手袋を左手にはめる。
二回からフレアが手をふっていることにほほえんで城へと向かった。
このフードの男が来た時点で普段の日常が一片する事も知らずに…
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