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ゴォオオオォォオー…
キンッ キンッ カキンッ!
「だ、だれか…たすけっ!ぎゃあああっ!」
ドサァッ!
「ままぁっ!どこー!うぇぇん…っ!」
「夫が…夫が息をしてないの…誰か…誰か助けて…夫を…ううぅ…っ」
「神よ…どうかこの国をお救いください…」
剣と剣とがぶつかり合い争い逃げ惑う住民達。
平和な国フリーディアを襲った突然の火の海と魔物達。
そして、
自然の3原則
火の精サラマンダー
水の精ウンディーネ
風の精シルフ
と
自然の精霊のバランスを崩し絶望においこんだこの世のものとは思えないほど巨大な闇の黒騎士と戦う6人の戦士の姿。
ヒューマン -アレク
エルフ-ティア
ドワーフ-トムリス
オーガ-ガラム
アンドロイド-リリィ
そしてヒューマンの突然変異種
デューマン-シルバ
シルバ「精霊よ、何故なんだ…っ」
つぶやくようにして目の前に現れた精霊に問う白い鎧に身を包んだ騎士。
ティア「きっと、何を言っても通じません。あの黒騎士が操っているのでしょう。」
悲しそうなおもむきで話す青い服に身を包む長耳の美しい女性。
ガラム「倒すべきは黒騎士か…けどよ、精霊を操るほどの力に対抗できるのか…」
一際体が大きな巨人族の男。
トムリス「僕の魔法もきっとびくともしないよ…力の差がありすぎる…」
人の半分ほどの身長で頭を抱える丸メガネの男の子。
リリィ「力の差…データ解析不可能…倒せる確率…計算不可…」
片言のように話す人間のような姿のロボット。
アレク「くっそ…勝てないのか…っ?!俺達闇に負けちまうのかよ!!」
拳を握るシーフ姿の若い青年。
下を向いていたシルバは決心したように顔をあげた。
シルバ「みんな、頼む力を貸してくれ。勝算はあってもなくても、戦わなければ…この国を元の平和で美しいフリーディアに…っ!!!」
6人は口を揃え同意した。
先頭準備にはいったシルバ達に
立ちはだかる精霊と闇の黒騎士
黒騎士「我に勝利すると申すか…若き戦士達よ…。無駄な足掻き…。」
シルバ「やってみなきゃわからねぇだろ…っ!」
シルバは自分より大きなエクスカリバーを天にかかげた。
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