第1章

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 霊山から帰って数日後。私のほうには特に異変もなく?あったかもしれないですが、部屋の窓と出入り口に盛塩して寝るときは守護佛尊の手印結んで寝るように・・・さすがに怖かったので。数日して盛塩にも異変がなかったので、Dこと霧島から電話が。 A=村雨 B=朝霧 C=榛名 D=霧島 私=秋月 「お~どうしたん?あれから霧島のとこなんか変わったことあった?」 「おお、あれからいろいろ大変でさ、あのあと家の近くで事故があって、バラバラになってなくなった人の亡霊がなんかどえらいもんまでいっしょに引っ張ってきて、そいつと今も戦ってるねん。それで、お前のほうも大丈夫かな?って思って電話してんけど?」 「ん~俺のところは大丈夫かな?霧島にいわれたように盛塩して結界して、手印して寝るようにしてるし。なんせ犬もいるしな。なんかあったら犬が気づくやろ?」 「ならいいねんけど。ウチも犬おるけど、見慣れすぎてて全然役にたたねぇ。今さ、そのめっちゃヤバイヤツがじりじりと俺にちかよってきてるんやけど、どうしたらいいやろ?」  そんなん言われても素人に分かるわけもなく・・・暫くの沈黙のあといきなり電話が切れる。
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