第11章 ボディーガード②

10/33
前へ
/33ページ
次へ
と――。 「ほら」 傍らからぶっきらぼうに 差し出された珈琲牛乳。 「悠月さん……」 悠月さんはすっかり身繕いした モデル張りの姿で現れ。 「おまえに守ってもらうなんて変な感じだけど」 「……ですよね」 「よろしく頼むな」 僕に向かって 至極丁寧に頭を下げた。 「やめて下さいっ……そんなっ……」 驚いた。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

54人が本棚に入れています
本棚に追加