第11章 ボディーガード②
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「僕だってみんなにかっこいいとこ見せたいんです」 「ミイ……」 「唯一の取柄なのに、ここでアピールしとかないと」 僕はわざとにっこり笑って 元気に珈琲牛乳を飲み干した。 「それに大丈夫です」 「え?」 「本当に危なかったら、悠月さんを置いて逃げますから僕」 「は?ひでぇ!」 冗談めかして笑うと ようやく悠月さんの顔にも笑顔が戻った。
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