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「うわっ……!」
あちらからも強く扉が引かれ。
「ミイ……」
僕はそのまま
スエット姿の悠月さんの胸にダイブしていた。
「……どうした?」
「どうしたじゃないですよ!悠月さんこそ何してるんですか?」
「いや、早く起きちゃってコンビニに」
見れば貴族みたいに綺麗な手に
不釣り合いなコンビニ袋を下げている。
「ダメですよ!一人で外になんか出ちゃ!」
「だってお前よく寝てて……」
起こすの可哀想でさ――なんて。
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