第11章 ボディーガード②

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「うわっ……!」 あちらからも強く扉が引かれ。 「ミイ……」 僕はそのまま スエット姿の悠月さんの胸にダイブしていた。 「……どうした?」 「どうしたじゃないですよ!悠月さんこそ何してるんですか?」 「いや、早く起きちゃってコンビニに」 見れば貴族みたいに綺麗な手に 不釣り合いなコンビニ袋を下げている。 「ダメですよ!一人で外になんか出ちゃ!」 「だってお前よく寝てて……」 起こすの可哀想でさ――なんて。
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