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「とにかく、安全第一だ。分かったな?」
円陣を組むように
メンバーの肩を抱いたリーダーに
「だから、まとめ方が爺臭いんだよ。いっつも」
「おまえな!誰のせいでっ……」
悪態つきながらも
悠月さんは信頼の拳をぶつける。
「それじゃいざという時は頼んだよ。バッカスのブルース・リー」
「は、はいっ……!」
ココさんがくしゃくしゃと僕の頭を撫でた。
そして――。
「ミイ……」
舞台に立つ間際の
加々美悠月が僕に向きなおる。
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