第11章 ボディーガード②

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悠月さんが どれだけ魅力的か。 あの人の笑顔には どれだけ価値があるか。 僕はよく知ってる。 誰よりも よく知ってるから 簡単には近づけないんだよ――。 だからこそよけいに 昨夜の犯人のようなやつは許せない。 いくらファンだからって 簡単に悠月さんに近づいて 満たされない己の想いを てっとり早くどうにかしようだなんて――。
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