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月灯りがsqua-blueに染まる夜
何より深く…
より深く …
深淵-シンエン-は、その形に声を宿して
混沌-スベテ-の音を消くして行く。
今宵今晩、この一時の
遊戯の末を
無に帰すことで
二つの輪-リン-は色濃く咲いて
"やがては朱色-アケ-に"と願いを込めた
… やがて。
それは月の灯りに照らされた
吐息の白さえ温める 。
あなたとわたしと。
どこかで違-タガ-えた
運命-サダメ-の罪に
二つは"銀"の影へと身を潜め
尚も熱を求めて行く …
「あ … 」
もっと強く …
もっと …深く。
「ねぇ… 愛し… ッ?」
どうか、朝よ来ないでと
どうか春よ来ないで… と。
冬の季節に …
「 … 志織-シオリ- 」
「 ま…こ、ッ?」
ねぇ、誠
永遠って…さ
あるのかな?
… … …
… … …
… … …
… … 。
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