75人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
トントン
誰かに肩を叩かれた。
?「千晃。」
振り向かなくてもわかるよ。
ずっと好きだったから。
赤「…なに?…秀太。」
桃「…なんで目ぇ逸らした?」
…意味わかんない。
フったのはそっちでしょ…?
気まずくなる私の気持ちもわかってよ…
紫「あのさ…ここ教室だよ?」
宇野ちゃんに言われて気づいた。
周りをみればニヤニヤしながらこっちを見てるクラスメイト。
桃「チッ。
千晃、こっち来て」
グイっ
秀太に手を引かれて、空き教室まで無言で歩く。
この状態にもドキドキしてるあたしは、全然秀太のこと諦められてないんだなってつくづく思った。
ガラっ
桃「話の続き。なぁ、なんで?」
最初のコメントを投稿しよう!