第3章

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そうだ、 携帯で電話すればいいんだ ベットの際に置いていたことを思い出して屋敷に戻る 「ひぃーっ」 今、背後から音したよねええ!! 振り向きたい衝撃をこらえて、真っ暗な廊下を歩く ふっふーん さっきのは気のせいさ 決してお化けなんかじゃないぞ どんどん近づく怪しい影 「コッチニオイデ、コッチニオイデ、コッチニ」 「ぎゃあああああああああ、出たー!!」 こういうのダメなんだよ 昔からお化けって、 「ラッキー。 捕獲して写真撮ってもらおーと」 好きすぎて困るのです。 声のした方向に全力疾走するあたし 、これでも一応、女やってます。 見たものしか信じないこの性格上、本物にお化けがいるのか確かめたい所だったのだ ---さて"ホンモノ"かな?
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