第3章

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あたしの予感は的中した 「やっべ、逃げろ!」 「ぎゃあああ」 「朱里、お前もはやく逃げろ」 「筋肉痛」 「は?今それ所じゃねーよ」 どうしていつも、こいつらに振り回されるんだろう。 「待てゴラーー!」 鬼ごっこ開始のコングが鳴る ーーーー10分後 「はぁっ…はぁテメェどんな体力してんだ」 「フフッまー優也はチョロいから」 ドヤ顔でそう言うと お猿さんは真っ赤になった 「んだと!」 走り疲れてぐったりと倒れこんだマオ、優也と翔 余裕そうに壁にもたれ掛かった朱里 お化けのフリをして、あたしを驚かせようとしたらしいけど 全然怖くないっつーの!
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