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「俺のパンツどこだ!」
「だから言ったろ、ちゃんと名前書けって」
「ガキじゃねぇよ。つか、それ俺のパンツ!!」
荷物をまとめて
バルコニーから海を眺める
今日で、さよならか。
あっという間だったなー
パンツで騒いでる奴らを無視して
この3日間のことを思い出していた
ゴージャスな部屋に泊まって
豪華なご飯食べて
ビーチバレーして
肝試しして、
去年のあたしからしたら
考えられなかっただろうな。
ーーーコンコンッ
「ごめんごめん、もう出発するん…ってお手伝いさん?」
てっきり翔が呼びに来たかと。
無表情を維持したまま、彼女は顔を上げる
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