第3章

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「遅せぇよチビ、何してやがったんだ」 「んー?べっつにー」 「ねぇハナオっち聞いてよ!優也が俺のパンツはいてたんだよ」 「あぁ?名前書いてねーお前が悪いんだよバーカ!」 「普通は書かないよ」 「んだよ翔、文句あんのか?」 またうるさい喧嘩が始まった。 せめて車内では静かにしてよ、まったく。 流れる景色を目に焼き付ける こんな平和な毎日が続けばいいのにって思ってた。 だけど、 幸せは長続きしない。 もうそこまで、終わりが近づいていたんだって知らなかったよ
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