第4章

6/43
1326人が本棚に入れています
本棚に追加
/887ページ
空いた空白を一つずつ埋めるように、この3日間のことを話した 「あの涼介がバイトを‥‥」 「それどういう意味」 意外だった。 涼介は家からの仕送りでお金には困ってなさそうだったのに なにか理由があるのかな。 むしろ、バイトをしないといけないのはあたしの方だ 今月中に家を見つけて 雇ってくれる所を探さないと 朱里の家に行くことになる‥‥ それだけは、避けないと。 「それより」 急に声色を変えた涼介。 雰囲気がガラッと変わるのが肌で感じる。
/887ページ

最初のコメントを投稿しよう!