第4章

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一度、あたしが潰した族が 今度は復讐しに来たってわけね。 こんなことなら、復讐を売るようなことしなければ良かった こんな女一人に一般人を病院送りにさせて‥‥許さない 「言っとくけど、前みたいに一人で乗り込むつもりなら‥‥やめておけ」 「嫌だ」 「数も強さも、昔と全然違う。 ルナが適う相手じゃ」 「だったら何?あたしが招いた結果なんだから、自分で何とかする」 そう、きっぱりと言い切るあたしに涼介はため息を吐いた 「お前に何かあったら俺も、名無しの奴らもただじゃいられない。自覚しろ、ルナ」 「‥‥‥‥」 あたしが一番聞きたくない言葉を 涼介は知ってる。 分かってはいたけど 『自覚しろ』 いざ口に出されると 重くて‥‥辛い
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