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「くれぐれも一人で出歩かないように」
そう言い残し
涼介は用があるからとパソコンを持って出ていった。
さっきから
ポケットの中で震えるそれをやっと、耳に当てる
「あ、もしもし。俺なんだけどさハナオ、いまどこにいる?」
「どこって‥‥家?だけど」
翔の焦りが少し和らぐと
すかさず、うるさい声が耳に届いた
「おいチビ!!そこから動くんじゃねーぞ、いいな!」
「うん」
ブチッ
‥‥‥‥何なんだ。一体‥
動くなって言われても
学校だし‥‥
とりあえず
自宅に帰ることにした
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