第4章

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「くれぐれも一人で出歩かないように」 そう言い残し 涼介は用があるからとパソコンを持って出ていった。 さっきから ポケットの中で震えるそれをやっと、耳に当てる 「あ、もしもし。俺なんだけどさハナオ、いまどこにいる?」 「どこって‥‥家?だけど」 翔の焦りが少し和らぐと すかさず、うるさい声が耳に届いた 「おいチビ!!そこから動くんじゃねーぞ、いいな!」 「うん」 ブチッ ‥‥‥‥何なんだ。一体‥ 動くなって言われても 学校だし‥‥ とりあえず 自宅に帰ることにした
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