☆*:.。. 第2章 .。.:*☆

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別離はいつも 突然で ガラガラと 何かが崩れる音がした まるで 魔法が解けるように 深い深い眠りの底につく やがて 空にのぼり 星になったね あのひとは どこ? 聞こえない なにも聞こえない ねぇ、あのひとはどこ? ある日 病院からの連絡 迎えに来たよ 入院する時 確かに履いていた 靴 だけど あのひとはどこ? どこへ逝ってしまったの? たった一足の 靴を遺して もうあなたの足跡を 追えないじゃない もう二度と ☆.。 。.💡.。 。.☆.。 。.💡 醒めやらぬ夢のかよひ路旅立ちて散り急ぎ逝く春は短き 💡.。 。.☆.。 。.💡.。 。.☆ ひとりで いかないで 永遠に 目覚める事のない 花の舞い散る 春の夢のなかへ いのちは短い だけど だけど 大切なひとなの
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