第1章

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 光がさしていない。  前の時は光がさしていたからいろんなものを見ることが出来るけど、今回は光がないから見えにくい。  ただ違うところで明るい光がチラチラ見えているおかげで、何かわからないが何かが見えてる感じになってる。  あの下の方で動いている光はなんだろう?  うわぁ、兄弟達が次々に潰されていくよ。  あんなとこに落ちるの?  絶対嫌だ~!!  ん?  あれ?  体が流された。  風が吹いたんだ。  僕はどこへ行くんだ?  別の兄弟達が落ちて真っ白になっているところが現れた。  うわぁ、あそこがいい。  うわっ、眩しい!!  光に照らされた!!  何?  明るい!!  ふわっと何か乗るような感じで僕の体は降りた。  別の兄弟達におめでとうと言われた。  僕の上から兄弟達がどんどん落ちてくると、自然と僕の体が彼らに潰されていく。  僕の一生はここでおしまい。  また会える時まで。                終
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