2章 宇宙(そら)の救い手

3/5
前へ
/12ページ
次へ
「あぁ、もうそんな時間かよ、もう少しだったのになぁ」 「そんな事言ってるとまた艦長に怒られますよ」 「はぁ…仕方ないか~」 名残惜しそうに手にしていた工具を工具箱にしまうとそれを手にその場をたった。 「にしても、よく俺がいる場所がわかったアカリ」 「今大尉が昼寝返上でいる場所なんてココしかないですからね」 アカリと呼ばれた人物は男の先を行っていたがその呼び掛けに振り返って自分の足元を指差した。 アカリが示したこの場所はMS格納庫。 ここには各種様々なモビルスーツが収納されており、整備や改修を受けている。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加