第1章 プロローグ

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宇宙世紀0079 地球から最も遠いコロニーであるサイド3が地球連邦政府に対して自治権を求めて独立戦争を挑んだ。 圧倒的物量差があるこの戦争は地球連邦政府の圧勝で終わるかと思われたがそうはならなかった。 サイド3から名を変えたジオン公国は宇宙空間という特殊な環境を巧みに利用してとある兵器を準備していた。 鋼鉄の身体を有した巨大な人形の兵器。 『MS モビルスーツ』 この兵器が戦場に登場して以来、戦い方は大きく変わった。 ミノフスキー粒子の実用化に伴い遠隔操作を用いた攻撃手段がほぼ無効化され、有視界戦闘が主となった戦場にジオン公国が開発したモビルスーツ 『MS-06 ザクⅡ』はその性能を遺憾なく発揮。 ジオン公国が最も戦争を優位に行っていた時には地球の半分を勢力下に収めており、物量によるハンディを地上戦に投入されたザクⅡ等のモビルスーツが覆している事がよくわかる。
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