第1章

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それは、冬の始まった頃だった。 あらかじめLINEで連絡をして 指定されていたcafeに行くと 店員であろうお姉さんに案内された。 席に着くと、一人の男性が座っていた。 目線で向き合って座るように 訴えられた気がして、 向き合うようなカタチで座りながら 男性の顔をみた。 『はじめまして』 それが、これからの始まりを告げる 私の一言だったことをまだ覚えている。
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