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リン「おぅ、いいぞ。どうしたんだ?」
カイ「この子のことなんですが、依頼先の森で捨てられていたんです。」
リン「なにっ!?どこの親だ?文句言ってきてやる!」
カイ「落ち着いて下さいよ。捨てたのは七大貴族のライト家ですよ。もし俺が文句言ってもしらをきられるだけですよ。証拠も何もありませんから。」
リン「ああ、すまん熱くなりすぎた。」
カイ「とりあえずこの子は城に入れるわけにも行かないので孤児院に住まわせます。幸い明日からは学園なので編入した後に知識とかは俺が面倒みます。ミリアはそれでいいか?」
ミリア「うん、ありがとう。」
リン「本人が了解してるなら問題無いが学園にいる身内の奴はいいのか?」
カイ「大丈夫ですよ、俺は王族ですからね。」
ミリア「カイはドラゴンより強いから!」
リン「どういうことだ?」
ミリア「カイは緑のドラゴンを倒していた。」
ミリアェ
リン「カイ、どういうことだ?」
カイ「ミリアを見つけた時に緑のドラゴンに襲われていたんですよ。」
リン「そんな事を聞いてるんじゃない!何でAランクのお前がSSランクのウィンドドラゴンを倒せたんだよ!」
カイ「すいません。隠してましたけど、俺はSSSランクくらいは強いと思います。」
リン「その年でSSSランクとはな。末恐ろしい奴だな。」
カイ「ミリアも鍛えればそれくらいには強くなりますよ。魔力量も解放したら凄い量でしたし。」
リン「まぁ、いい。編入の手続きは私がしておくからその子のギルド登録をしてこい。」
カイ「ありがとうございます。では、失礼します。」
俺たちはミリアのギルド登録も終え孤児院に来た。
「あっ、カイさん。お久しぶりです」
「カイにぃ~、久しぶりー」ギュゥ
「カイにぃ!遊ぼうぜー」ギュゥ
俺が入ると子供たちが一気に寄って来た。元々子供は好きだからここの子供たちとは結構遊んでいる。
ミリア「カイは本当に王子なの?」
カイ「よく言われるけど王子だって、あと明日朝に迎えに来るから待ってろよ。」
ミリア「分かった。本当にありがとう。」
カイ「気にするな。じゃあな」ポンポン
ミリア「うん//// おやすみ。」
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