王国第三王子

決闘、そして学生の敵

テストも終わり、結果発表。

ｱﾙ「では、今からテストの結果を配りますので名前を呼ばれたら来て下さい。」

次々に名前が呼ばれていき俺の番が来た。

俺は点数が465/500で学年で5位だった。おかしいなぁ、10位くらいを狙ったんだけどな。

ﾐﾘｱ「カイー、どうだった？」

ｶｲ「まあまあ良かったぞ、ほら。」

ﾐﾘｱ「…5位……だと。」

何故それを知っている。

ｶｲ「ミリアはどうだったんだ？」ﾋｮｲ

俺はミリアからテストの結果が書かれた紙を奪う。

ﾐﾘｱ「あっ、ちょっと！」

ミリアは311/500で学年52位だった。

ｶｲ「でも、これでSクラスには残れるだろ。」

ﾐﾘｱ「でも、約束が………」ｳﾙｳﾙ

いや、そんなんで泣くなよ。

ｶｲ「いや、頑張ったな。」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ﾐﾘｱ「えっ！/////いいの？」

ｶｲ「その代わりに次もがんばれ。」

我ながら臭い台詞だな。

ﾐﾘｱ「うん！」ﾊﾟｧ

学園も終わりレイやルークにも結果を聞くとレイは学年12位でルークは学年193位だった。レイは勉強会の時から頭が良かったからな。そしてレイにも撫でてと迫られたので撫でた。ルークは200位から抜け出した、とテンションがいつも以上に高かった。うちは一学年が265人だからルークはこれも勉強会のお陰だ、と言っていた。いつもなら250位くらいらしい。

因みにルークから聞いたんだが260位より下の事を新世界と言っていたルークすらも未知の領域らしい。

ちょwwwなんでワ◯ピースwww

そして明日からは夏休みだ。俺の予想（テンプレ（作者の予定））だと勇者召喚が行われる。