第2章:俺の殴りたい田中は結局この中にいなかった件について

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・・・・・・これは、 ズボンの上からでもわかるぐらいに スラリと整った筋肉。 硬すぎづ、女の子のような柔らかさもないが、程よい心地・・・? 心地? あ?女の子のように柔らかくない? ・・・・・・・・・・・・。 固く閉じた瞼をそのまま維持し、 手を膝枕している人の方へとねがいりでさりげなく持っていく。 そして、男なら誰でもあるホットスポットを掴んだ。 やんわりと。 「んっ・・・!?ちょっ・・・・・・ぁうっつ」 ・・・・・・あ、はい。 「おはよう・・・千歳」 「ふえぇっ・・・・・・?!ちょっ、トコロテン起きてた!??」 俺が寝起きの挨拶をすると千歳は ビクッと体を跳ねさせてどもった。 「とっところてん・・・ビックリさせんなよ。 てか、何で触った・・・・・・俺の」 「えー・・・千歳だっていう確認のため?」 千歳は以外な事に、敏感なのだ。 なので、快感に弱い。 クソッ・・・・・・このイケメンの淫乱が!! 何かムカついたので更に千歳のモノを 強く掴む。 「はっ?!意味がわかんっ・・・・・・んぅっつ・・・ぁあ?!!」 あのいつも澄ました顔の千歳が、 泣きそうな顔でうめいているので、 それが面白くて行為を続ける。 「うりゃうりゃうりゃー!」 「ぁっ・・・止めっ止めろぉっ・・・・・ ところっ・・・バッバカァ!!」 「うわ~完全に僕のこと忘れられてるなー。あはは」 「・・・・・」 「あっ・・・・・」 そう言えばこんな奴いたなぁ…… 俺は頭を千歳の膝から上げて、 男を見据える。 「………で、結局あんた誰ですか。 ネクタイの色からにして俺らの先輩だと思うけど…」 「んーまあ…そうだね。だけど、タメでいいよ? 実際には田中君と同学年だし。 ん?ネクタイの色?あー御免。 ネクタイ何処かでなくしちゃってww これは保険用としてつけてるだけだから」 「………そうですか」 何か雰囲気からにして先輩かと思った。 落ち着いた感じだし……抜けてるところがありそうだけど…
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