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学校生活だけでも神経すり減らしてんのに、
ゲーセンやゲーセン…ゲーセンとか…
とにかくゲーセンとかに遊びに逝くって…
体力も気力もない俺にとっては地獄。
嫌々連れて行かれた場合は、白眼に棒立ちと言う
かなりカオスな状態に俺は陥るだろ。
ああ、ゲーセン逝きたくねえ。
…………………。
あれ?
何で俺歩いてんの?
なんで心(こころ)の中で喋りまくってんの?
さっきまで、平凡な顔を気持ち悪いぐらいにひん曲げて
通行人を引くぐらいにビビりまくらせてたのに…。
…………。
あ、
自己紹介してたからか。
俺って仕方ない奴だな☆てへっ…
って、
うあああああああああ””!!!!!!!
俺気持ちわるぅっ
俺にみたいなヘイヘイヘイなボンボンボンが
やったら半径30m人が後ずさるぐらいの気持ち悪さ!!
驚きの気持ち悪さ!!!
俺は自分のしでかした罪(ギルティ)に耐え切れなくなり、
そこにあったゴミ箱に八つ当たりと言う名の蹴りを
くりだした。
ガコンッ!!!!!
俺の自業自得の罪(ギルティ)のために犠牲になった
ゴミ箱は路地裏にゴミを撒き散らしながら吹っ飛んでいき、
大きな音をたてて暗闇に消えた。
わずかに路地裏から悲鳴らしき声?罵声?があったが、
俺は羞恥心でいっぱいなため聞こえなかった。
これがまさか後から次々と起こる
偶然と悲劇と言う名の出会いの始まりだとは思いもしなかった
今この頃。
俺は真っ赤になった顔を手で乙女のようにおおいながら
遅刻寸前の学園への道を急いだのだった。
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