4人が本棚に入れています
本棚に追加
「.....」
「あっ...い、言いずらいなら、無理して話さなくても大丈夫です!!」
察したのか、モーリンは差し向けたペン先を引っ込めてたじろぎ、助けを求めるべくホクトの後に引っ込んだ。と同時に現実のモーリンが目覚めたらしい。そのまま消えてしまった。
「ホクトの背中は現実への扉だね?どれどれノブは....?」
-そんなものあるかよ?!!それよりもクレイン。
これから君はどうするつもりだ?
「.....,......,」
ーえ?なんだ、よくきこえな.....
クレインが、口を動かして皆に何かを告げる仕草は見えた。が、どうやら背中のノブを誰かが回してしまったらしい。ホクトは現実に引き戻された。
(つまり北斗が目覚めたってこと。)
最初のコメントを投稿しよう!