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......あ、ホクト 気がついた? 意識を、声のする方へ傾けてみる。 ..ああ、懐かしいな。なんでだろ、ほっとする..... なんだか、視界が水のなかでも映しているみたいにゆらゆらする...... 「ホクトさん!大丈夫??なんか、身体がゼリーみたいな..」 「本体の組織がうまく融合していないか?」 「媒体がアレだからね.....」 さわさわと耳の中を心地よく通り抜けてく。 「おかえり、ホ、ク、ト💕」 ちゅっ💋なんて頬に柔らかい感触..あぁ.. -ただいま...。やっぱり夢なんだな- 「当たり前でしょー!やぁっと主役のご登場だ‼️」 わあっ❗なんだなんだ⁉️ 仲間、と呼べる人達がホクトをもみくちゃにする。 マイク、リーフォア、マーガレット、スミス...それから。 ーアブドル....これは一体どういう訳だ? 「..開口一番それですか..」 相変わらずの仏頂面に、それ以上の挨拶が浮かばなかっただけだ。 「.....クレイン様には、会えましたか?」
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