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第1話快楽と魔王と勇者
セシアは長い爪で、クレイスの掴んでいた顎から手を離すと……
クレイスの着ているマントを剥ぎ取り、服を容易く引き裂いた。
服を引き裂かれ、僅かに残ったボロボロの服が体に申し分無く付いており……
女のようにか細いクレイスの白い素肌が露になる。
「っ!?……なっ何をするのですっ!!」
セシアに服を引き裂かれ、露になった自分の身体を見て恥ずかしくて顔を赤らめながらクレイスは怒鳴る。
「一々五月蝿い奴め。騒ぐと寝ている動物達が起きてしまう。人間と違って動物達は声や音に敏感だからな」
ググッ
「ムグッ!!」
苦笑すると、セシアは自分の着ているマントのポケットから可愛らしい猫のハンカチを取り出すと……
ハンカチを丸めてクレイスの口に押し込んだ。
「っ~!!」
口を塞がれても、クレイスはじたばた暴れセシアに抵抗する気満々の様子。
「…………う~む。今までの奴らよりも、お前は一番馬鹿だな。抵抗できぬのに抵抗しようとするとは……」
ギギギギッ
木の枝が伸び、クレイスの手足を持ち上げると手足を縛り股を大きく開かせM字型の格好にさせる。
「っ~んん~っ!!」
更に自分の恥ずかしい姿にクレイスは涙目になる。
「黙ってれば美しいのに、口を開くと馬鹿だから勿体無いな」
ピチャピチャ
妖しくセシアはクレイスに言うと、右手の指を一本クレイスの秘部に入れ掻き混ぜる。
「んぐっ!!んん~」
異物感に顔をしかめ、クレイスは呻き声を上げた。
「最初はキツいかも知れぬからな。少しずつ慣らすとしよう」
コロコロッ
クレイスの様子にセシアは苦笑すると、左手でクレイスの左右にある小さな突起を交互に弄り始めた。
「んっ……」
突起を弄られ、クレイスは涙を流して今まで経験したことの無い快感に身を捩る。
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