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クレイスも限界に達すると、自分の秘部の中でセシアの熱さを感じ快感に背を仰け反らせ甘い矯声を上げる。
「済まん……出すつもりなど無かったが……大丈夫か?」
慌てクレイスの秘部から自分自身を引き抜き、心配そうにセシアは尋ねる。
「私なら……大丈夫……っ……」
クレイスはセシアにそう答えると、疲れたのかそのまま失神してしまい気を失ってしまう。
……初めてだから無理もない……か。
しかし……何の因果かは知らぬが……
セシアは地面に落ちているクレイスの大剣を見て悲し気な表情をする。
その大剣は、かつて親友であり想いを寄せていた勇者に譲ってあげた自分の愛剣であると共に……
その勇者が自分を脅威に感じて、仲間だと信じていたのに……
セシアを裏切り、大剣で他の仲間と共に斬り付け魔法を喰らわせ……
セシアの命の時間を奪ったものだった。
…………我は…………いつまで生きられるのだろうな?
悲し気な表情でセシアはクレイスを見詰めた後、空を見上げ問い掛けた。
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