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週明け、冬華はどうしても出勤する気になれなかった…。
22歳で就職して初めて、病気等やむを得ない理由以外で会社を休んだ。
完全に目覚めてはいたが、何の気力も湧かず、布団から出られないのであった…。
「病気でもないのに、休むなんて…。」
冬華は呟くように言った。
いくらベッドに横になっていても、安らげる筈もなかった。
食事もろくに摂らず、ただ時間だけが過ぎていった…。
何もしないまま、夜になっていた。
(何してんだろ、私…。)
無気力な自分のことが許せなかった。
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