第1章

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昼休みに入った。 同僚の伊藤恵美、山下美乃の3人で昼食を摂った。 いつものメンバーだった。 「冬華、体調もう大丈夫なの?」 恵美が尋ねた。 「うん。」 冬華が答えると、美乃が 「そうそう、冬華。こないだの飲み会、楽しかった?先に帰っちゃって、ごめんね。」 と言い、参加できなかった恵美も、話を聞きたそうに身を乗り出してきた。 冬華は一瞬固まったが、気を取り直して、 「そうね。楽しかったよ。みんな私のこと大活躍だったって褒めてくれて。食事も美味しかったよ。」 なんとか、そう伝えることが出来た。
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